October 200434 牛が駄目なら馬 桜鍋の「みの家」松屋の牛めし、すき屋の新牛丼が発売されているが、 ちまたではなぜか吉野家の牛丼を待ち焦がれる声を聞く。 普段吉野屋の牛丼を食べたことのないjunjunでも 食べられないと聞くと食べてみたくなるのが人情。 牛丼販売再開の折には是非行ってみようと思ってしまう。 エルミタージュ展を見に蔵前に行こうと思い立った際、 有名な「みの家」が近くにあることに気づく。 そうだ、牛が駄目でも馬があるじゃないの。 以前、地方で「うまかろう」(ナイスネーミング)という 馬肉専門のお店で、馬刺し、桜肉のお寿司、焼肉等 色々食べてみ~んな美味だった。 しかし、いまだ桜鍋は未体験。わくわくしながらお店へ。 外も中もかなり古い造りの店構え。 引き戸の細工が桜になってて憎いね。 中は結構広いお座敷。 長いステンレスのテーブルが二列。 桜鍋1800円。ロースとヒレは2000円。 しかし、これは肉としらたきと麩とタマゴのみ。 お豆腐やえのきだけなどは300円で追加。 ご飯も別料金。 桜肉は綺麗な赤でとても柔らかく全くくせが無い。 お鍋は味噌仕立てなのは、桜肉の臭みを 和らげるためかと思ったが、その必要は全然なし。 逆にさっぱり淡白で個性が無いとも言える肉の味。 店員さんも肉に負けない愛想の無さ。 徹頭徹尾あっさりであった。 リピーターにはならないけれど、一度馬を古い造りのお店で 体験するにはなかなかいいかも、というお店でした。 「みの家」 江東区森下2-19-9 03- 3631-8298 2004.10.17 33 築地もキルフェボンも満員! 築地に行った事の無い友のため、築地ツアー。 たまたまこの土曜日は築地市場まつり。 普段築地になじみの無い人に築地を知ってもらうためのものだが、 みんなよく知っててめちゃめちゃ混雑。 イベントや試食販売など場外にはそれぞれ長蛇の列。 それらを尻目に築地場内へ。 朝まだ10時台にもかかわらず、有名になったお寿司屋さんは もう長い列が出来ている。 一応1号館から6号館までのお店を見て回る。 「魚屋さんはないんだ。」と彼女の弁。 さすがjunjunの友。ボケかましてくれます。 市場は隣。ここで魚の小売はないでしょう。 かつおぶし、のり、野菜、漬物、卵焼き、お漬物等々。 器、金物、お店に必要なものを取り揃えたお店。 そして、お昼過ぎまでしかやらない食べ物屋さんが並ぶ。 お寿司じゃなく、一応調べをつけておいた店に並び、、 お勧めという穴子丼を頼む。 大体場内は、魚が隣で買えるのに意外に高い。 穴子丼も900円。他の煮付け、焼き魚も1000円前後。 ご飯とお味噌汁をつけるとプラス300円。 穴子は確かに柔らかくておいしかった。しかし! 丼のご飯の部分が白く寂しく目に映る。 ちょっと穴子の量が少ないよ~!これで900円は高い! 他のお店も魚を使うお店は意外に高い。不思議。 まあ、場内で食べたことに一応満足してもらい、 混み混みの場外を一回りして、銀座へ移動。 さっきの穴子丼が目にも腹にもさびしく、ケーキを食べよう! ということになる。 スタートが早かったので、まだ12時過ぎ。 この時間なら、いつも凄い行列のキルフェボン (キルフェボン銀座 銀座2-4-5 03-5159-0605 am11~pm8) も入れるかも、 と思いついてダッシュ。 思ったとおり、流石にランチ時にケーキ屋さんはまだ混んでいず、 待たずに座れる。 丹波産黒豆のタルトと散々迷った末、今の季節にしかない タルトモンブランを選ぶ。 友は見た目の鮮やかさに赤いフルーツのタルトを選ぶ。 女はこの悩む時間も楽しいですな。 お互いにタルトをシェアして品評会。 タルトモンブランは上の丸いのが メレンゲでありませんように、と思ってたら ここが栗のクリームで嬉しい誤算。 三層になったバイの部分も栗と生クリームとバイで 大層こってりとおいしゅうございました。 赤いフルーツのタルトは甘酸っぱいベリーの香り一杯。 見た目もやっぱり大事。綺麗です。 ケーキ一個と飲み物で3時間。 気がつくと2階のティールームは満員、待っている人は 階下の店内に入りきれず、お店の外まで行列が! どこもかしこも満員御礼、銀座も人で一杯でした。 |